夏に着た浴衣の洗い方とは

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花火大会や夏祭りのシーズンなので、浴衣を着てお出かけの
ときもあるのではないでしょうか。

夏は暑いので汗もかきやすく、着ていた浴衣も汚れがちに
なります。

汗を多くかいたときや雨に当たったときなどは、１回着た
だけでも洗ったほうが無難です。

１回着ただけだから大丈夫と思うのは禁物です。

そのまましまうと、カビや変色の原因となります。


貴女は浴衣の洗濯をどのようにしていますか。

自宅で洗いときの注意点をまとめてみました。


自宅で浴衣を洗えるかどうかの判断は、浴衣についている
取り扱い絵表示で判断します。


・自宅で洗濯が可能な絵表示は以下の表示の場合です。

手洗いが可能な絵表示例




仕立てたものや中には洗濯絵表示がついていないものが
あります。

材質が綿の場合は手洗いが可能ですが、麻の材質は縮みが
激しいのでやらない方がよいと思います。

材質がはっきりしない場合や高価な浴衣で色落ちなどが
心配な場合は、クリーニング店に依頼したほうが安全です。


＜浴衣の手洗い方法＞

・色落ちのチェック

　手洗いを始めるまえに、色落ちしないことをチェック
　します。

　もし、色落ちがしても見えにくい部分に濡れた白い
　タオルなどでたたいてみて、色移りがしないことを確認します。

　色落ちしたら手洗いは止めて、クリーニング店に依頼します。


・衿のしつけ

　衿の部分は布が３重になっているので、洗濯中に中の生地が
　よれないようにしつけ糸や木綿糸でしつけ縫いをします。


・袖だたみをして洗濯ネットに入れる

　洗うときにできるだけしわにならないように、袖だたみを
　して洗濯ネットに入れます。

　
・使用する水

　浴衣が入るくらいのたらいに３０℃以下の水を張ります。

　ぬるま湯を使うと縮みが水に比べ大きくなりますし、
　色落ちする場合もありますので、必ず水を使って洗います。


・洗剤

　おしゃれ着用洗剤のエマールやアクロンなどを使います。

　他の衣類と一緒にせず、１着ずつ洗います。


・洗い方

　洗剤を入れた水に約３０分浸した後に押し洗いします。


・すすぎと脱水

　洗剤が落ちるまで何回もすすぎます。

　すすいだ後は、洗濯機を使い１分程度脱水します。


・糊づけ

　衿をピチッと仕上げたい場合は、仕上げに糊づけをします。

　糊が入った水にネットに入れたままの浴衣を浸し、軽く押さえ
　糊が全体に行きわたるようにします。

　最後は軽く脱水します。


・干し方

　和装ハンガーにかけ、陰干しします。

　ハンガーにかけた状態で、しわのあるところは手で叩き
　しわを伸ばします。


・アイロンかけ

　洗濯絵表示でアイロンがけの温度を確認してかけます。

　アイロンがけにはあて布を使うことをオススメします。

もし、

「自分で洗うのはちょっと心配」　
　　　　　　　　　　　　　　
「お気に入りの浴衣だからちゃんと洗ってほしい」

「洗いの他に、糊づけやアイロンかけなど面倒」

という方は、クリーニング店に任せてください♪　

トップページで紹介しているリネットでは
キレイに汚れを落として、生地を痛めずに仕上げるために
１点１点お品に合った洗い方を行っています。

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